動線上の照明の明るさを決める時の注意点 明るさの変化
比較的小スペース空間の照明の取り入れ方のポイントは、「明るさの変化を付けないこと」です。
照明の明かりには、下記図のように、電球色 温白色 昼白色 昼光色 などオレンジの光から白っぽい光まで。
それぞれ適材適所の明かり色があります。明かり色を上手に取り入れることで、暮らしやすく、おしゃれな空間の手助けをしてくれます。
ホールからトイレ、トイレからホール動線に適した照明の明るさ
ホールからトイレ、トイレからホールまで動線上の照明の明るさは同じ色の明かりにします。
上の図の電球色から温白色の色味がおすすめです。
- 狭い空間は壁への反射が加わり白っぽい明かりだと眩しく感じ不快感がでます。
- ホール・通路と繋がるトイレも小スペースとなることが多いので同様に明る過ぎは不快感が出来ます。
- LDKより少し暗い方が目が馴染みやすくなります。
玄関から屋外、屋外から玄関(室内)の照明の明るさの変化
明るさの変化が強いと不快感だけでなく歩行障害などが起こることもあります。
例えば、
- 昼間玄関が暗すぎると外出時、外が眩しく感じる。
- 夜間玄関が明るすぎると帰宅時、眩しく感じる。
住宅の外回りの照明の明かりは「電球色」が一般的です。
玄関扉付近の照明を設け、玄関中ホールの明かりも「電球色」もしくは「温白色」で色温度の差が出ないように計画することが大切です。
照明計画・カラーの取り入れ方など、コーディネートのポイント
照明器具のバランスや配置、家具のレイアウト、カラーの取り入れ方など、これ重要! 設計とコーディネートの豆知識をご紹介しています。
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