インテリア設計士資格検定 2023.7.8-9

インテリア設計士 2023/07.08-09 everyday -あいさつ-

インテリア設計士資格検定 受験終わりました

昨日、一昨日とインテリア設計士資格検定がありました。
もう長くインテリア業界で仕事をしているのに、恥ずかしながら「インテリア設計士」という資格検定の存在を知りませんでした。
インテリアコーディネーターとして仕事をしてきましたが、「インテリア設計士」の職能を知ると、At.willは設計・デザイン要素も含めたトータルコーディネートを基本としているので、この資格は取得しとくべきだと最近仕事の傍らこっそり勉強していました。

少し長くなりますが、「インテリアについて」少しお話したいと思います。

インテリア設計士とは

インテリアコーディネーターが民間資格なのに対して、インテリア設計士は、経済産業省が所管している「国家資格」です。
インテリアの生産・施工を基盤とした職能で、インテリア空間とその詳細部分の納まりや取り合いなどを調整・処理する技術が求められる資格です。

これまたびっくりなのですが、日本で最も早く創設されたインテリアの資格制度は、このインテリア設計士資格認定制度だというのです。
インテリアコーディネーターやインテリアプランナーの方が圧倒的に認知度が高いですよね。

インテリア設計士とインテリアコーディネーターの違い

日本には、インテリア分野の主たる資格制度は3つあります。

【インテリア設計士】インテリアの生産・施工を基盤とした職能
【インテリアコーディネーター】流通・販売の職能制度
【インテリアプランナー】設計・計画の分野を受け持っているインテリアの職能

インテリアコーディネーターは、インテリアスタイルやカラーコーディネート、家具や動線や作業スペースなどの寸法などの知識はありますが、造作家具の構造や設計、建具寸法や構造の仕上げ材の納まりなどの知識までは求められません。

インテリア空間とは、床・壁・天井、あるいは開口部や階段、それに家具や造作、設備などのさまざまなインテリアの要素(インテリアエレメント)が、多岐多様に集積する場です。
同時に、それらインテリア要素には、木や金属、プラスチックや石、タイルや布、紙などさまざまなインテリア材料が仕上げ材として用いられる領域です。
さまざまな部位やそこで用いられるさまざまな材料同士の間、接点をうまく調整・処理する技術がないと、「インテリアの視点から設計計画を始める」ことが出来ません。
内外装の仕上げや完成イメージを事前に決めてから空間作りをスタートするために、絶対に必要な知識ということです。

インテリア設計士資格検定試験 課題練習

インテリア設計士 課題練習例2 インテリア設計士 課題練習例

コンセプトや内容説明は合格発表後にまたご紹介したいと思います。

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