戸建てリフォーム 独立キッチンをワンフロアLDKへ
築年数からその時代に流行っていた「間取り」があります。
特にLDKの変化は大きく、いわゆる台所、居間、応接室と呼ばれる時代の間取りは、
キッチン + ダイニング + リビング
と、それぞれの空間が独立しており、壁で仕切られています。
今回の物件もまさにその間取り。キッチンが独立していて、ダイニングスペース・リビングスペースが壁で仕切られています。
LDKがワンフロアの間取りが一般的になり、キッチンなどの水廻り交換のタイミングで、壁を取り払い広々ワンフロア大改造します。
その際の問題点として、抜けない壁や柱の存在。
空間の中央に壁や柱が残ります。対面キッチンへとレイアウト変更の際、施工位置と残る壁の位置が合えば良いのですが、そんなにうまくいく現場はあまりありません。
さらに今回は柱も残るかもしれない。
構造上抜けないものは仕方がない!! 一見邪魔な壁や柱に役割をもたせ、収納や造り付けカウンターとして有効利用する方法でプラン提案。アクセントクロスで色を変えてあえて存在感を出すことで奥行きのある空間になります。
壁に収納スペースを具体的にご提案 イメージパースプレゼン
【提案プラン案1】
縦格子でキッチンとリビングダイニングを緩やかに仕切る。ニッチアクセントに。シンク前に抜けない壁に固定棚
【提案プラン案2】
抜けない壁を利用して、固定棚にして収納力アップ。キッチン背面収納セパレート部分にも同タイルで演出
【提案プラン案3】
プラン1とプラン2の合わせ案。固定棚と大きくくり抜いたニッチ。素敵なタイルも印象的
提案プラン案3で決定
なんと!!!抜けないと思っていた柱は壁幅と梁の調整で現調後抜けることが判明。プランシートの提案より、すっきりと仕上がる予定です。
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3Dパースがある事によってイメージが具体化。
完成後の “こんなはずじゃなかった” と後悔しない家づくりが出来るよう、ご要望に応じて、リアルでイメージしやすい3Dパースを作成しています。
間取りや設備が重要なように、家具・家電のレイアウトやお好みのインテリアスタイルやカラーをイメージした時に見えてくる、動線の流れや、照明の位置、インテリアの雰囲気はずっと住み続けるためにも大切なことです。
後悔のない満足のいく空間作りになるよう、頭の中にあるイメージをカタチにします。
お客様に寄り添ったご提案と理想空間の実現 At.will
新築・リフォームをご検討の方に
まず内外装の仕上げや完成イメージを事前に決めてから空間作りをスタートすることが、今どきの進め方
- 設計段階で外装・内装のスタイルやカラーの提案
- 家事・収納動線を基準とした間取り計画
- 家具・家電レイアウトを基準とした間取り計画
- 空間を創造しながらご要望に応じたインテリアプラン
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